社長のコラム




新年明けましておめでとうございます。

 旧年中は大変にお世話になりありがとうございました。本年も皆々様のご発展・ご多幸を心よりお祈り申し上げます。

 昨年は、何と言っても元号が「令和」となり、天皇陛下が交代されたことが大きな出来事でした。またラグビーW杯で日本中が大変盛り上がりました。特に決勝戦等開催されたここ横浜はファンゾーン以外にも、多くの外国の方が訪れて、街でビールを飲む姿が見られました。横浜で勤めて30年、初めての光景でした。今年はオリンピック・パラリンピックの年です。さてさてどんなドラマがあるか楽しみです。

 さて、干支の話に移ります。昨年は己亥(つちのと・い)でした。己は紀であり己を正すこと。亥は干支の最後、季節で言うと冬に当たります。さらに亥は核に通じることから、植物が実から種となるように次の世代に向かってエネルギーを蓄える年でもありました。

 本年は庚子(かのえ・ね)です。庚には3つの意味があります。①継承・継続する。②償う。③更新する。つまり、前年からのものを断絶することなく継続して、いろいろな罪・汚れを払い浄めて償うとともに、思い切って更新する。革命ではなく、進化に持っていくことが庚の本義です。子は干支の始まりで、陰から陽へと転じ、孳であり、滋るという意味があります。ですから、前年のものを引き継ぎ、悪しきを償い、思い切って更新するだけでなく、引き継いだものを滋らせ、増やしていく年と考えられます。 次の時代に向けて大きく進歩し始める年と言ってもいいでしょう。

 過去の歴史を振り返ると、60年前の1960年は、日米安保条約成立、ケネディ氏の大統領選挙当選、池田内閣誕生「所得倍増論」、OECDの誕生など、新しい時代のスタートとなる年でした。さらに遡ると関ヶ原の戦いがあった1600年が庚子でした。この戦で徳川家康が勝ち、その後の長きに亘る徳川幕府となるわけですが、織田信長、豊臣秀吉のいいところを引き継ぎ、盤石の体制を作ったことが典型的な庚子の出来事のように思います。

 日本では、IRや日韓関係が注目を集める年になるでしょうし、憲法改正の動きも目を離せません。世界では英国のBrexitが昨年12月に選挙で実を結び、今年新しい芽を出しそうですし、米中貿易戦争の溜まったエネルギーもそろそろ大きく動く兆しがあります。

 物事を引き継ぎ、思い切って進化させる年、それを増やしていく年ということを鑑みて今年の当社の方針を考えると、
・これまで練ってきた人事制度のアイデアを取り入れて、人事制度を更新させる。
・事業開発面では、実施段階に入り、中身を濃いものにしていく。
・新たな事業をまず既存のお客様に展開して行く。
・更新する作業として、経費削減、作業の効率化、アウトソーシングを進める。
・人事面を含めてノウハウを引き継ぐ方法を見直すとともに、将来に残す資料のファイリングも
 進化させて行く。
・研修については、「コンサルティング営業」に向かって内容を充実させて行くとともに、
 ダイバーシティを見すえた研修制度へと進化させて行く。
・払い浄めるために町内清掃・社内の整理整頓をしっかりする。
必要性を感じています。

 今年も引き続きお客様から頼りにされる会社を目指してまいります。
皆々様のご発展ご多幸を心からお祈り申し上げます。

参考:
「干支の活学」安岡正篤著(プレジデント社)
「強運をつくる干支の知恵」北尾吉孝著(致知出版社)


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