■デジタルサイネージの浸透状況
過去4回に渡り「日本屋外広告フォーラム」の活動報告をご紹介してきましたが、今回は今年発表された「2019年度活動報告」の中から「デジタルサイネージの浸透状況」についてご紹介します。
●デジタルサイネージの浸透度
・デジタルサイネージという言葉の認知率は43.2%、
半数弱の人に知られています。
・言葉認知率は20歳以上の男性が高くなっています。
・デジタルサイネージという言葉を知っている人は、
どういうものであるか、ほぼ全員が理解しています。
・機能的特徴の理解は、80%弱の方が理解しています。
以上からデジタルサイネージという言葉を知っている人は、その殆どがどういうもので、どういった機能的特徴があるかを理解していることが分かります。
図:デジタルサイネージ浸透度
(↑画像をクリックすると拡大します)
●デジタルサイネージによる屋外広告への接触・関心度
・デジタルサイネージへの接触は、言葉認知率とほぼ同じで、言葉を知っている人は、実際にデジタルサイネージに接触したことがある人と捉えることができます。
・デジタルサイネージへの関心度も、言葉認知率の80%となっており、言葉を知っている人の多くはデジタルサイネージに関心を持っていることが分かります。
●デジタルサイネージによる屋外広告への接触・関心度
・デジタルサイネージへの接触は、言葉認知率とほぼ同じで、
言葉を知っている人は、実際にデジタルサイネージに接触
したことがある人と捉えることができます。
・デジタルサイネージへの関心度も、言葉認知率の80%と
なっており、言葉を知っている人の多くはデジタルサイ
ネージに関心を持っていることが分かります。
図:デジタルサイネージよる屋外広告への接触・関心度
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●デジタルサイネージによる屋外広告評価
・デジタルサイネージの今後は、現状として「増加していく」「機能がアップしていく」と認識されています。
・希望としての意識では「機能がアップしてほしい」という意識が「数が増加してほしい」という意識をやや上回っています。量もさることながら質的(≒機能的)向上を望む意識の方が強いことがわかります。
●デジタルサイネージによる屋外広告評価
・デジタルサイネージの今後は、現状として「増加していく」
「機能がアップしていく」と認識されています。
・希望としての意識では「機能がアップしてほしい」という
意識が「数が増加してほしい」という意識をやや上回って
います。量もさることながら質的(≒機能的)向上を望む
意識の方が強いことがわかります。
図:デジタルサイネージよる屋外広告評価
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●屋外広告評価〈アナログorデジタル〉
屋外広告の形態としてアナログ方式とデジタル方式を比較すると下記のようになります。
・全ての項目でデジタル方式の評価が高くなっています。
・特に「広告への注意喚起」「広告のインパクト」「興味喚起」「イメージ拡大」のコミュニケーション効果では、デジタル方式が高く評価されています。
●屋外広告評価〈アナログorデジタル〉
屋外広告の形態としてアナログ方式とデジタル方式を比較すると下記のようになります。
・全ての項目でデジタル方式の評価が高くなっています。
・特に「広告への注意喚起」「広告のインパクト」
「興味喚起」「イメージ拡大」のコミュニケーション効果
では、デジタル方式が高く評価されています。
図:屋外広告評価
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・ アナログ方式は「見やすさ」「じっと見る」といった視認性において一定の評価を示しています。
デジタルサイネージのまとめとして、下記のように結論付けられていました。
「デジタルサイネージの浸透は着実に進んでおり、今後は表示に関わる特性や機能のさらなる進化が期待されている。」
デジタルサイネージという言葉が、広告業界だけではなく、多くの皆様に知られていることが驚きでした。
量・質ともにアップして欲しいという期待が高く、今後ともより一層発展していくことが予想されます。
我々もお客様のニーズに答えて、様々なデジタルサイネージに取り組んでいく所存です。
※出典:全て「2019年度 日本屋外広告フォーラム 調査結果の報告」より作成