日本人の意識・行動の変化③

日本人の意識・行動の変化③

新型コロナウイルスの感染は、皆様の生活やお仕事に多大な影響を及ぼしていることと存じます。早く収束して平常に戻ることを願うばかりです。

その他の気になった項目

さて2回に渡って、日本人の意識や行動の変化について、博報堂生活総合研究所が調査した「生活定点調査」の中から、過去最高を更新した項目と最低を更新した項目をご紹介しましたが、今回は、その他に気になった項目をご紹介します

「日本の国や国民についてあなたが誇りに思うことはどんなことですか?」
・長い歴史と伝統 1992年64.8% → 2018年52.5%(-12.3pt)
・国民の勤勉さ・才能 1992年57.1% → 2018年48.1%(-9.0pt)
・社会の安定 1992年39.7% → 2018年22.5%(-17.2pt)
・高い教育水準 1992年46.2% → 2018年21.1%(-25.1pt)
・経済的繁栄 1992年45.4% → 2018年15.7%(-29.7pt)

本来高くキープすべき項目で、全体的にポイントが下がっているようです。
特に「高い教育水準」と「経済的繁栄」が30pt近く下がりました。
極端な言い方かもしれませんが、日本人が日本の国に誇りを持てなくなっているのかもしれません。
悲しいし、情けない!

図:日本の国や国民について誇りに思うこと

出典:【博報堂生活総合研究所「生活定点」調査】より作成

●「好きな料理ベスト3は何ですか?」

これはご愛敬です。
1998年:第1位 寿司、第2位 焼肉、第3位 刺身、第4位 ラーメン、第5位 うどん・そば
2018年:第1位 寿司、第2位 焼肉、第3位 ラーメン、第4位 カレーライス、第5位 刺身

「寿司」と「焼肉」にあまり変化はありませんが、2008年まで3位だった「刺身」は、順位を上げてきた「ラーメン」「カレーライス」に2018年に逆転され5位となり、1998年の5位だった「うどん・そば」は順位を落とし、2018年には10位となりました。
ヘルシー志向になっているのかと思っていましたが、「鶏のから揚げ」や「ぎょうざ」「ステーキ」も順位を上げていますので、こってり系の料理が好まれるようになったのかもしれません。
肉料理なんかは調理方法によってはヘルシーになるので、その辺の工夫が必要ですね。

図:好きな料理ベスト3

出典:【博報堂生活総合研究所「生活定点」調査】より作成

博報堂生活総合研究所では『平成初期から終わりにかけての調査データの推移から旧来の考え方にとらわれない意識や行動を示しはじめた生活者の様子が見えてきました。』としています。
この調査は様々な市場調査をする上で大変役立つものだと思います。

なお「生活定点」調査の26年間・約1,400項目におよぶデータを無償公開するWebサイトもアップデートされていますので、ご覧ください。

https://seikatsusoken.jp/teiten/