■屋外広告はポジティブメディア
「屋外広告フォーラム活動報告」の紹介は今回で最終となります。
「記憶に残る広告が多いのは」という問いに対し、“そう思う”“まあそう思う”の合計は
「テレビCM」:69.7%、「屋外広告」:36.0%、「インターネット広告」:35.0%、以下「交通広告」、「雑誌広告」、「新聞広告」、「ラジオCM」の順でした。
屋外広告はテレビCMに次ぐ評価を得ています。
図:記憶に残る広告が多いのは?
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「街ナカで見る屋外広告は、看板の広告より動画のほうが印象に残ることが多い」という問いに対し、“あてはまる”“まああてはまる”の合計は全体:40.2%、学生:53%、屋外広告をよく見る(週4日以上):53.2%でした。
学生や屋外広告との接触の高い層では、動画が印象に残ると認識されています。
図:屋外広告の見られ方
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メディア広告の印象評価についてご紹介します。
ポジティブとネガティブの2つに分けて評価しています。
テレビCMはポジティブな項目について「迫力がある」以外は全て高い評価になっていますが、ネガティブな項目についても「飽きる」「煩わしい」「しつこい」が、かなり高くなっています。
またインターネット広告はポジティブな項目が低く、ネガティブな項目がテレビCMよりもさらに高くなっています。
これに対し屋外広告は、ポジティブな項目はテレビCMに次いで多くあり、ネガティブな項目は全ての項目で5%以下という低い数字となっています。
屋外広告にはネガティブな評価がほとんど見られません。
図:メディア広告の印象評価
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メディア広告のポジショニングを見ますと下記の図のようになります。
図:メディア広告のポジショニング
以上から下記の内容が結論として示されています。
【屋外広告は、存在感ある媒体として認識されるとともに、肯定的イメージで受け入れられている】
5回に渡って「屋外広告フォーラム2018年度活動報告」をご紹介してきましたが、屋外広告は以下の利点がある媒体であることが立証されました。
屋外広告の利点をほかの媒体のデメリットを補うことに活用することが広告効果を上げるのだと思います。
以上から、弊社もお客様にさらに自信を持って屋外広告をご提案することができると確信した次第です。
※出典:全て「屋外広告の5つのPOWER 日本屋外広告フォーラム調査委員会」より