神奈川県の魅力度は?

神奈川県の魅力度は?

神奈川県の魅力度分析

前回の全国の魅力度ランキングに引き続き、今回は神奈川県の魅力度について調べてみました。

データが若干古く2011年のものですが、神奈川県の魅力度を項目別に分析してみると、
・認知度:5位
・魅力度:6位
・居住意欲度:5位
・情報接触度:10位
・観光意欲度:16位
産品購入意欲度については36位ですから、神奈川県の物はあまり買いたくないとういことですね。
残念です!

図:都道府県魅力度 項目別分析表(2011年)

出典:ブランド総合研究所「地域ブランド調査2011」より

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総合1位の北海道は、認知度:2位、情報接触度:6位、この二つ以外は全て1位ですからやはり圧倒的です。2位の京都も全ての項目で10位以内でした。

さらに詳しく見てみます。
「認知度:全国5位」「魅力度:全国6位」「居住意欲度:全国5位」の3つは良しなのに

◆情報接触度:10位
「何度も見聞きした」が27.5%、「全く見聞きしていない」が22.7%でした。「全く見聞きしていない」がかなり多いのは意外でした。1位の東京都は「何度も見聞きした」が62.5%、「全く見聞きしていない」が6.0%ですから、こちらはかなり大きな差があります。情報接触度を上げていく必要があると思います。

図:神奈川県魅力度 各項目1位との比較

出典:ブランド総合研究所「地域ブランド調査2011」より

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◆観光意欲度:16位
「ぜひ行ってみたい」「機会があれば行ってみたい」の合計が60.8%、
「あまり行きたいとは思わない」が13.0%です。
1位の北海道は「ぜひ行ってみたい」「機会があれば行ってみたい」の合計が93.6%、「あまり行きたいとは思わない」が1.4%ですから、北海道には殆どの皆さんが行きたいようです。神奈川県の観光意欲度は、もっともっと上げていく必要があります。

◆産品購入意欲度:36位
内訳は食品購入意欲度が36位、食品以外の購入意欲度が11位です。全国的にみると神奈川県には買いたい物があまりないということになってしまいますが、県内にはいろいろ特産品があります。PR不足なのかもしれません。

地域資源に対する評価について見てみますと
評価が高い項目は
・「道路や交通の便がよい」:29.4%
・「魅力的な温泉やレジャー施設・公園などがある」:16.6%
・「魅力的な街並みや歴史的建造物がある」:15.6%
・「スポーツの参加・観戦が楽しめる」:15.5%

反対に特に評価が低いのは「人のよさや優しさ、おもてなしがよい」が1.4%で46位でした。東京も同じ数字で46位ですので、46位は東京都と並んで全国最下位ということになります。おもてなしの評価が低いのはかなり問題です。なぜなんだろうか?
因みにこの項目の1位は青森県でした。

図:神奈川県の地域資源に対する評価

出典:ブランド総合研究所「地域ブランド調査2011」より

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こうして神奈川県について全国の人がどう見ているのかを調べてみると、意外な点や頷ける点が多々ありました。神奈川県は港町・横浜や世界的リゾート地の箱根、美しい海の湘南や、山々が連なる丹沢、また有名な社寺が集まる古都・鎌倉など他県が羨むほど多彩な魅力を兼ね備えています。もっともっと魅力度を上げられると思います。情報接触度や観光意欲度、産品購入意欲度をみると、やはりPRの仕方を工夫する必要がありそうです。

以前、You Tubeで公開された「恋するフォーチュンクッキー神奈川県Ver.」が、大きな話題になりました。黒岩知事をはじめ県市町村の職員や観光客・お店の方などが総出で、AKBの曲に合わせて踊りながら神奈川県の魅力をPRしています。こういったSNSを利用したPRは、全世界に発信できますからとても効果的ですね。
是非ご覧ください。

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