GISをご存知ですか?

GISをご存知ですか?

GISをご存知ですか?

10月29日にJR海老名駅に直結して「ららぽーと海老名」がオープンしました。「ららぽーと」は郊外型のショッピングセンターが多く、駅に直結した出店形態というのは、めずらしいことだと思います。
なぜ、この場所にオープンしたのか。三井不動産が多角的な市場調査をして、この場所に出店したのでしょうけれど、その理由が知りたいですね。
また、それ以前には小田急電鉄が海老名駅東口に「ビナウォーク」を開業しました。これによって、多くの方が海老名を訪れるようになり、海老名駅の乗降人員も開業前年の同時期に比較して小田急は30%、相模鉄道は20%、JR東日本は50%増加したといわれています。
「ららぽーと海老名」のオープンによって、益々乗降人員が増えたのではないでしょうか。

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「ららぽーと海老名」

弊社では今年4月に県央の営業所を厚木市から海老名市に移しましたが、その時気が付いたのは若者やファミリー向けのお店が多い事でした。
なぜ多いのかとても気になりました。
そこで当社で導入しているGISを使って調べてみました。
『GISというのは、【Geographic Information System】の略で、「ジー アイ エス」または「地理情報システム」とも呼ばれています。簡単に言うと地図に人口データを載せ、見える化したシステムです。 GISはいろいろなことが分析できます。
例えばある地域には「どんな年代の方が多く住んでいるのか」とか「一戸建て世帯数はどのくらいか」「どの位の年収の方が多く住んでいるか」など様々なことがわかります。
そこで海老名駅を中心として半径3km圏内に若者(例えば25~29歳)やファミリー層(例えば35~39歳)が多く住んでいるかどうかを調べました。赤く塗られているところが、この年代が多く住んでいる地域なのですが、確かに赤くなっているところが多いと思います。
また、5歳階級別年齢構成をみると、特に35~39歳の比率が全国平均や神奈川県平均と比べて高いことがわかります。

図:25~29歳人口分布

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図:35~39歳人口分布

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図:5歳階級別年齢構成

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この他にも図にあるように、GISを使うことによって、世帯人員の構成、持家・借家・共同住宅の比率、事業所の比率、昼間人口の比率等、該当エリアの様々な分析が瞬時にできます。

GISはエリア内の住民のプロフィール【年齢や性別、年収、既婚か未婚か、持ち家か借家か、一世帯の人数等】が明確にわかるため、新規出店やDM・ポスティングにとても有効です。

(↑画像をクリックすると拡大します)

例えば
・若い女性向けの商品の案内
・シニア向けの海外旅行の案内
・高級車の販売のための案内
・エリア内の主婦を対象としての人材募集
・賃貸マンション住居者への分譲マンション案内
・美容院の新規顧客獲得のための案内
こういった場合、どのエリアに案内を出すことが、効果的かがわかります。

弊社でもGISを利用して、お客様に様々なご提案をしていますが、とても喜ばれています。
今後PRをする際に、どのエリアで展開しようかとお迷いの場合は、是非弊社にご相談いただければと思います。