人口減少問題に関連して、10年後旭広告社がどんな会社になっていればいいのかを続けて考えます。前々回は「女性の活用」前回は「ダイバーシティ(外国人の雇用)」を考えました。今回は「生産性の向上」について書きます。文字だらけの文章になったことをお許しください。
「生産性の向上」といった点で、10年後の旭広告社を考えると、
・従業員の人間性が高く、かつマルチに仕事をこなせる(マーケティング、クリエイティブ、経営に強い)人材が多くなっている。
・差別化の点では、中小企業向けの独自のプラットフォームを持ってお客様の利益に貢献している。
・社会貢献活動によって会社の知名度も上がり、旭ブランドが確立され、指名による仕事が多くなっている。
・その結果、労働時間が節約され、週休3日制となっている。
こんな会社になっていると理想だなと考えています。
なぜそう考えたのかを説明しますね。生産性は、一定の労働時間でどれだけの生産が上げられたかを示す指標です。ですから、付加価値と時間の関数となり、生産性=付加価値÷労働時間と表されます。生産性を上げようとするなら、付加価値を上げるか、投下される労働時間を減らすかのどちらかとなります。
まずは「投下時間を減らす」ことについて考えてみます。当たり前のことばかりですが、
・残業をしない、させない
・会議を効率化
・AIやDXによる作業効率の向上
・週休3日制の導入(10年後には是非・・・)
この点、出口治明さんは著書「日本の伸びしろ」の中で、このように言っています。
・つきあい残業を減らす
・「決められた時関内にアウトプットを出す」ことを意識する
・60分で会議を終わらせる
・スピードアップ・・・5時間の仕事を2時間で終わらせることに気持ちを集中させる
・即断即決の習慣化・・・メールには10秒以内で返信するクセ
これらは実行あるのみですね。
次ぎに付加価値をどう上げるかについて考えます。要は他社と差別化をどうするかです。
・ハード面での差別化として、新商品(メディア、プラットフォーム)を開発する。
・ソフト面での差別化として、クリエイティブを強化する。
・もう一つソフト面での差別化として、社会貢献活動による旭広告社のブランド化を図る。
などが思い浮かびます。
こう考えて、冒頭の10年後の旭広告社を想像したわけです。これを実現するための施策についてはこれからになりますが、ひたすらコツコツとできることを実行していこうと思います。
今年一年皆様には大変お世話になりました。ありがとうございます。
皆々様のご清栄とご多幸を心よりお祈りしております。
良いお年をお迎えください。