2月12日の日経新聞に昨年だけで動画広告市場が33%伸びたとありましたので、典型的な動画広告市場であるYouTubeの日本における経済的、文化的、社会的影響の調査結果を調べてみました。
昨年発表されたイギリスのコンサルタント Oxford Economics によると2021年は3,500億円以上の経済効果を日本にもたらし。10万人以上のフルタイム雇用を創出し、YouTubeからの収益で独立したクリエイターとして生計を立てている「クリエイティブ起業家」が活躍しています。
私も見ています。主に二つ。
一つ目が「かほの登山日記」@kaho_tozan 2/20現在で26.2万人の登録者数。
二つ目が「グリィちゃんねる」@grie 2/20現在で16.9万人の登録者数。
二人とも最初は普通の生活だったのが、制作内容と機材が高度化してくるとともに、生活事態が良くなっていくのが分かるのです。かほちゃんは独立しちゃいましたからね。二人とも質素な生活をしているところが偉いなと思います。余談ですが・・・。
- 10万人以上の登録者を持つチャンネルが6,500以上となり、前年比で35%増加
- クリエイティブ起業家の85%が、「YouTubeはコンテンツ制作のチャンスと、従来のメディアでは得られなかった収益機会を創出していると」と回答
- クリエイティブ起業家の78%が、「YouTubeで得た影響力を使って社会に貢献したい」と回答
YouTubeによりプライベートと仕事の両方において日本のユーザーが幅広いスキルと知識を習得できるようになり、新型コロナウイルスの影響下においてはYouTubeが人々や企業の貴重な情報源となって活用されています。私も、昨年10月に改正された個人情報保護法や今年10月に施行されるInvoice制度についての解説動画を見ましたが、すごく便利です。
- ユーザーの93%が、「情報や知識を集めるためにYouTubeを利用している」と回答
- ユーザーの71%が、「YouTubeは皆が平等に学び、成長する機会を提供している」と回答
- YouTubeを利用している保護者の72%が、「YouTubeは子どもたちの学習に役立つ」と回答
- クリエイティブ起業家の70%が「YouTubeのおかげで通常はリーチできない様々な国の視聴者にコンテツを見てもらえる」と回答
- クリエイティブ起業家の82%が「YouTubeは世界で存在感を高めるうえで必須のプラットフォームだ」と回答
- 日本国内で制作されたコンテンツの総再生時間のうち、10%以上が海外の視聴者によるもの
また、中小企業にとってもYouTubeは重要なツールになっており、自社のチャンネルを通じた戦力的な広告出稿やビジネスに役立つ情報の収集などで売り上げを伸ばしているとしています。
- 中小企業の63%が、「YouTube広告は売り上げの向上に寄与している」と回答
- 中小企業の65%が、「YouTubeは顧客に関する理解を深めることに役立った」と回答
- 中小企業の69%が、「スタッフにトレーニングを提供するうえでYouTubeは費用効果の高い手法だ」と回答
- 中小企業の52%が、「YouTubeは世界中の新しい視聴者にリーチすることに役立っている」と回答
この他にもYouTubeは日本文化の発信、資格取得のためのスキルと知識の取得、学習の補助など様々な場面で活用されています。
このようにYouTubeは世代を問わず、ビジネス面においてもプライベートでも身近で大切な存在になっています。
弊社でも10分ぐらいの動画の制作は社内でできますし、デジタルサイネージ用の動画作成もしていますので、HPなどにもご活用いただけます。
少々長くなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございます。